「ゴシックファッションといえば、黒・レース・金属装飾」
そしてその足元を支えるのが、厚底ブーツです。とりわけ、New Rockのような重厚感のある本格派厚底ブーツは、まさに“王道”の相棒。
この記事では、ゴシックファッションに厚底ブーツを自然に取り入れるためのコーディネート術を、スタイル別・アイテム別にご紹介します。
なぜゴシックに“厚底”が必要なのか?
ゴシックファッションは、「静かな反抗」「荘厳な孤高」「耽美と狂気の同居」といった概念を体現した美学です。
そこに厚底ブーツを合わせる理由は、単にファッション的なバランスだけではありません。
- 重力に抗うシルエットを作る(脚を長く、視点を高く)
- レースやフリルの甘さに対して、“重量”で締める
- 地面を踏みしめる強さ=反骨の美意識
つまり、厚底ブーツは“装飾”ではなく、ゴシックの一部として必然的に選ばれてきた存在なのです。
スタイル別:おすすめのゴシックコーデ×厚底ブーツ
1. クラシカル・ゴシック(ゴスロリ寄り)
特徴: 黒レース、ハイネック、コルセット、パニエスカートなど
おすすめブーツ: M-106-C158、M-285-S39(装飾多めでクラシカル)
コーデ術:
- ロングスカート+ショート丈厚底でバランスを取る
- ブーツの金属パーツはアクセやヘッドドレスとリンクさせて統一感を
2. パンク寄りダークスタイル(アングラ〜V系)
特徴: 合皮、鋲付きベルト、ドレープ、アシンメトリー
おすすめブーツ: M-TANK106-C2、M-1473-S12、M-WALL083CCT-S9
コーデ術:
- 上半身は細身に、下半身は厚底とボリューム感を持たせて逆三角形のシルエットへ
- レザーとラバー素材を重ねて“重さのある統一感”を演出
3. ミニマル系モード・ゴシック
特徴: モノトーン、幾何学、透け感、テック素材
おすすめブーツ: M-106WALL-C10、M-120N-S24(装飾控えめで軽量)
コーデ術:
- 装飾が少ないスタイルには、あえて無骨な厚底で“ズラし”をつくる
- ホワイトやグレー系ブーツを使えば、モード感が強調され洗練された印象に
ゴシックコーデを厚底で締める3つのコツ
1. 脚の露出と“重さ”のバランスを取る
ロングスカートやケープなどボリュームがある場合は、重厚なブーツが調和。
逆にミニ丈や細身パンツのときは、足元に厚みを持たせて全体の重心を安定させる。
2. 金属パーツをアクセサリーと連動させる
ブーツのバックルやプレートは、“ゴシック装飾の延長線”。
チョーカーやピアス、バッグなどとリンクさせることで全体の統一感が生まれます。
3. 色数を絞る=世界観を崩さない
基本は“黒+α”が鉄則。差し色は1色までが理想。
ブーツのカラーも、ブラック・レッド・グレージュ・メタリックなど、系統に合う色を選びましょう。
まとめ|足元に重みを宿して完成する“ゴシック”という美学
厚底ブーツは、単なるファッションアイテムではなく、ゴシックスタイルを“完成させる”ための基礎構造です。
それはまるで、城の礎石のように、上に積み上げるすべての装飾を支える存在。
New Rockの厚底ブーツなら、その重厚さとディテールの深さで、あなたのゴシックスタイルを“装い”ではなく“声明”へと昇華させてくれるはずです。